GPT保護パーティションを削除する。
今日は、HDDをフォーマットして欲しいと頼まれて、見てみることに。
接続してもフォーマットできないと聞いて、HDDがもうクラッシュしていると思ったけど、どうやら最近購入したものらしい。
ん~?一体どうしたんだろう??と思ったら、マイコンピューターには表示されず、ディスクの管理から見ると「GPT保護パーティション」と表示されている。
どうも新しいパーティション管理方式”GPT (GUID Partition Table)”でフォーマットされているらしい。
この形式は、Windows Vista以降対応なので、32bit版のXPでは認識できない。
ちなみにWindows XPでは、”MBR (マスター・ブート・レコード)”で管理されている。
でも2TB以上のディスクを扱えないので、GPT形式に移行していっているみたいだ。
それぞれの形式に関しては、以下を参照して下さい。
第4回 2Tbytes超ディスクをシステム用ディスクとして利用する-1.2Tbytes超ディスクからのシステム起動
それで、Windows XP上でGPTパーテションを扱えないので、MBR形式でフォーマットする必要がある。
GPT形式を削除する方法は、コマンドプロンプトからDiskPartを使用する。
”list disk”でHDDを表示して、”select disk”でGPT形式のHDDを選択する。
選択後、”clean”コマンドで構成情報を消去する。これで完了!
もう一度ディスクの管理で見てみると、未初期化状態のディスクを接続した状態になるので、ウィザードを進めてフォーマットすればOK。
詳しい手順はこちら。
今日はとりあえずクイックフォーマットで済ませたけど、ちゃんとデータを消去するならキチンとフォーマットした方がいいかも。
Windows XPをずっと使っているけど、いろいろ変わっているんだね。
大変勉強になりました!