ランソン ブラックラベル ブリュット!
割とお酒は何でも飲める口ですが、度数高めなのはちょっと苦手。
なので、カクテル系やワイン系は結構好きなんですよね。
一時期はドイツの甘口白ワインにハマってましたが、最近はシャンパンがイイ!
我が家の姫君からも「スパークリングは割りと好き。」とのお言葉を頂いておりますしね。
ただ、やはりおいしいお酒はそれなりのお値段がするので、デイリーに購入するにはお許しを得られず・・・。
ということで、今回はランソンの定番、ブラックラベルを買ってみました!!
まずは、飲む前にいろいろ調べてみた。
ランソン社は、老舗のシャンパンメーカー。
創業は、リュイナール、モエ・エ・シャンドンなどに続く3番目の古さ。
ちなみにシャンパンメーカーは”メゾン”というらしく、自社ブランドを醸造、販売するメーカーは、NM(ネゴシアン・マニピュラン)と呼ばれるみたい。
今回買ったランソンもそうした大手NMメゾンになる。
創業は1760年、創業者はランスの行政長官のフランソワ・ドゥラモットという人物。
創業時は、「ドゥラモット・シャンパン・ハウス」という名前だったそうな。
長男のニコラ・ルイが事業を継承しますが、この人が聖マルタ騎士団の騎士(!)だったことにちなんで、ラベルやコルクに十字架の紋章が刻まれているそうです。
・・・よく見るとあるなぁ。
ニコラには娘しかいなかったので、ジャン・バプティスト・ランソンをビジネスパートナーとして迎え、ニコラが亡くなった後、今の「ランソン」に社名が変更になったそうです。
その後、世界に販売されるようになりますが、ランソン社の歴史は様々な企業に買収されたり売却されたりする激動の歴史となります。
それでも、伝統的な味が守られ続けているというのは、本当にすごいことですね。
ヴィクトリア女王時代から140年以上、英国王室御用達で、今ではスウェーデン、スペイン王室御用達の名門シャンパンです。
ボトルネックにはエリザベス2世女王の名前が刻まれた英国王室御用達の証が!
ウィンブルドンテニストーナメントのオフィシャルシャンパンとしても30年以上の歴史があるそうです。
スポーツといえば、2009年のWBCで侍ジャパンが優勝した際のシャンパンファイトでも使われていたのがこのシャンパン。
歴史と伝統に裏打ちされた老舗のシャンパンなんですね~。
ブレンド比も決まっているようで、
ピノ・ノワール=50%、シャルドネ=35%、ピノ・ムニエ=15% です。
シャンパンは基本的にこの3種で造られるそうです。
辛口の表記は、辛い順から、Brut → Extra Sec → Sec → Demi Sec → Doux となります。
今回買ったブラックラベルは、一番辛口のブリュット。「生のまま」という意味で、リキュールを加えても、1%以下。
製法も創業当初から守り続けられている「マロラクティック醗酵をさせない」、昔ながらの製法。
この製法で、新鮮で果実味のあるそして長期熟成に耐えうるシャンパンができるそうです。
シャンパンは特に記載がなければノンヴィンテージになるみたいですが、それでもランソンのブラックラベルは最低3年の熟成期間となるとのことで、これは楽しみだ!!
しかも値段は結構お値頃。目の玉が飛び出るほど高いってこともなく、ちょっとしたシーンで飲めそう。
どんなお味かはまた後日に期待。
何と天ぷらに合うらしいので、今度お願いしてみよう!